1986-04-02 第104回国会 参議院 建設委員会 第6号
それから、持ち家が大分減ってきたというようなこと、貸し家志向がふえてきている、そういったような問題がいろいろと問題点として残っているとは思うのでありますが、住宅減税、住宅金融公庫融資の拡充や土地対策の実施によって、ぜひ六百七十万戸を上回る住宅建設を実施してもらいたいというように思いますけれども、住宅問題は単に戸数をふやせばよいという時代は過ぎて、今日はもう質の段階だと思うんです。
それから、持ち家が大分減ってきたというようなこと、貸し家志向がふえてきている、そういったような問題がいろいろと問題点として残っているとは思うのでありますが、住宅減税、住宅金融公庫融資の拡充や土地対策の実施によって、ぜひ六百七十万戸を上回る住宅建設を実施してもらいたいというように思いますけれども、住宅問題は単に戸数をふやせばよいという時代は過ぎて、今日はもう質の段階だと思うんです。
それからまた、政府が進めてきた持ち家志向から、長期不況と地価の高値安定あるいは個人所得の伸び悩み等で貸し家志向に変わりつつあるということ。それから三つ目には、高齢化社会へ急テンポに進んでおって、結婚した子供を持つ年老いた親が子供夫婦と一緒に住みたいという要望が顕著になってきた。こういうことが二つの調査の中から出てきたと私は思います。
農家の意欲が、土地を手放すよりも住宅建設、貸し家志向の方が安定している、今もおっしゃったように農協が裏支えしているというようなこともありまして、税金やその他の関係もあり、この方向に走っているというように私は見ているわけでありますが、その点いかがですか。